THE NORTH FACEのクライムライトジャケットとARC’TERYXのベータSLジャケットは、定価で¥34,100違います。クライムライトが¥50,600、ベータSLが¥84,700です。
僕はクライムライトの旧型(NP62303、Lサイズ、黒)を2024年5月頃から着ています。
品番は手持ちの現物のタグで確かめました。
ベータSLは店で見たことがありますが、試着はしていません。
なので、ベータSLの着心地や軽さの感じ方は書けません。
この記事では、ベータSLは公式の仕様だけで扱います。
結論から書きます。
公式の仕様を並べると、メンブレンと3層構造は同じです。
違うのは表地のデニール、重量、RECCOリフレクターの有無といった作りの部分です。
僕自身は、クライムライトから乗り換えるのではなく、2着目としてベータSLが欲しいと思っています。
クライムライトとベータSLの比較表
公式サイトの表記をもとにまとめました(確認日:2026年10月8日)。
クライムライトは現行モデルNP12501の値です。僕の手持ちは旧型なので、表の値とは違うところがあります。
| 項目 | クライムライトジャケット | ベータ SL ジャケット メンズ |
|---|---|---|
| 型番 | NP12501 | X000010854など(カラーで異なる) |
| 公式定価 | ¥50,600(税込) | ¥84,700 |
| 表地 | 20デニール リサイクルナイロン | 40デニール×70デニール リサイクルナイロン平織(※) |
| メンブレン | GORE-TEX ePE | GORE-TEX ePE |
| 層構造 | 3層(Cニットバッカー) | 3層(C-KNITバッカー)(※3層の表記) |
| 重量 | 約285g(Lサイズ) | 340g(サイズの記載なし)(※) |
| フード | ヘルメット対応、ワンハンドアジャスター | ヘルメット対応のStormHood |
| ベンチレーション | 両脇下(ファスナー開閉) | 脇下(ピットジップ) |
| その他 | 止水ファスナー、スタッフサック付き | RECCOリフレクター、パッカブル(※パッカブルの表記) |
出典:クライムライトはゴールドウイン公式(goldwin.co.jp)、ベータSLは型番・定価・メンブレン・バッカー・フード・ベンチレーション・RECCOをアークテリクス公式オンラインストア(arcteryx.jp)から取りました。※の項目は、日本のストアのページで確認できなかったので、arcteryx.comの日本語ページの表記です。
重量は、クライムライトがLサイズの値で、ベータSLはサイズの記載がありません。条件がそろっていないので、この2つの数字だけでどちらが軽いかは決められません。
3.4万円の価格差で何が変わるか
公式の仕様で見ると、3.4万円の差で変わるのは表地と付属の仕様です。防水の芯の部分は同じです。
公式の仕様で違うところ
まず違うのは表地のデニールです。クライムライトは20デニール、ベータSLは40デニールと70デニールの組み合わせと表記されています。生地を作る糸の太さの数字が、ベータSLのほうが大きいということです。
ほかに違うのは次の2つです。
- ベータSLの公式ページにはRECCOリフレクターが載っています。クライムライトの公式ページには記載がありません
- 持ち運びについて、クライムライトはスタッフサックが付属し、ベータSLは「パッカブル」と表記されています
公式の仕様で同じところ
メンブレン(GORE-TEX ePE)、3層構造、C-KNIT系のバッカーは共通です。両脇下のベンチレーションとヘルメット対応のフードも、どちらの公式ページにも載っています。
なので、この価格差は「防水の仕組みが一段上がる差」ではありません。表地の作りと細部の仕様の差です。その差が着たときにどう感じられるかは、ベータSLを着ていない僕にはまだ判断できません。
クライムライトを着て分かったこと
ここからは、手持ちの旧型NP62303の話です。
着る時期と場面
僕は真夏以外なら、クライムライトを着ることが多いです。多いのは3〜6月頃と、秋の風がある日です。2026年10月の今も、風がある日はこれを着ることが多いです。
畳んで持ち歩くより、羽織ったまま出かけることのほうが多いです。THE NORTH FACEのウールスケープロングスリーブシャツの上に羽織ることもあります。前は開けて羽織ることが多く、雨が降ったら前を閉めています。意外と冬でも使うことがあります。週に何回着るかは、風や風の冷たさで変わるので一概には言えません。
良かった点
良かったのは3つです。
- 軽い
- ウエストの絞りがある
- 風を通しにくい:そのおかげで、ウールスケープのようなシャツものの上にも羽織りやすいです
気になった点・試していないこと
1つ目は、手持ちの旧型に脇下のベンチレーションがないことです。これは旧型の仕様で、現行のNP12501には両脇下のベンチレーションがあります。今から買う人には当てはまりません。
2つ目は、まだ試していないことです。強い雨の中で着たのは30分くらいまでで、1時間着たことはありません。それより長い雨の中でどうなるかは、まだ分かりません。
ベータSLに惹かれているところ
ベータSLは、クライムライトの代わりではなく、2着目として欲しいと思っています。
公式の仕様で惹かれているところ
公式では、ベータSLは「ベータ最軽量のジャケット」とされています。GORE-TEXのシェルとして、ベータの中でいちばん軽い1着です。ほかに、ヘルメット対応のStormHood、脇下のベンチレーション、RECCOリフレクターが付いています。
まずベンチレーションです。手持ちのクライムライト(旧型)にはベンチレーションがないので、これがあるのはいいと思っています。ただ、現行のクライムライトにもベンチレーションはあります。旧型と比べたときに惹かれる点、ということです。
アルファかベータか、ベータかベータSLか
街で着るなら、僕はアルファよりベータのシリーズだと考えています。
ただ、ベータジャケットとベータSLのどちらにするかは、まだ決めきれていません。予算と着方、それにどの時期に着るつもりかで変わるからです。今のところ、買うならベータSLだと思っています。
買うなら定価で、新品を買いたいです。今のクライムライトを手放すつもりはなく、2着目として持ちたいと思っています。
こんな人にはクライムライト、こんな人にはベータSL
どちらが上という話ではありません。公式の仕様から言える範囲で分けます。
クライムライトジャケットが合う人
- 定価¥50,600の範囲で、GORE-TEX ePEの3層シェルがほしい人
- 20デニールの表地、スタッフサック付きという仕様がほしい人
- 僕のように、風がある日にシャツの上へ羽織る使い方を考えている人
ベータSLジャケットが合う人
- 同じGORE-TEX ePEの3層で、40デニール×70デニールの表地を選びたい人
- RECCOリフレクターなど、ベータSLにある仕様がほしい人
- ARC’TERYXのベータシリーズの中から、公式で「ベータ最軽量」とされる1着を選びたい人
まとめ
- 防水の仕組み(GORE-TEX ePE・3層)は同じで、3.4万円の差は表地のデニールや付属の仕様の差です
- クライムライト(旧型)は、真夏以外の風がある日に、羽織ったまま出かけることが多い1着です
- ベータSLは乗り換えではなく、2着目として欲しいと思っています
購入するなら正規取扱店か公式をおすすめします。