THE NORTH FACEのサンダージャケットとARC’TERYXのセリウム ジャケットは、どちらも軽いダウンジャケットです。定価には¥29,700の差があります(サンダーが¥35,200、セリウムが¥64,900)。
僕はサンダージャケット(NY82510)のLサイズ・黒を、2025年12月頃に楽天で買って着ています。セリウムは持っていません。
なので、セリウムについて書けるのは、公式サイトに書かれている仕様と、買う前の僕の印象だけです。
先に結論を書きます。
サンダーからの買い替えとしては、僕はセリウムをたぶん買いません。
サンダーとマウンテンジャケットの相性がよく、ライトダウンを何枚も持つより、しっかりしたダウンを持つと思うからです。
どちらも持っていない人は、連結や収納の仕方など、仕様の違いが自分の着方に効くかどうかで選ぶのがいいと思います。
サンダージャケットとセリウムの比較表
公式サイトの表記を並べました。
セリウムは日本の公式オンラインストア(arcteryx.jp)を基本に、確認できなかった項目は米国の公式サイト(arcteryx.com)の表記を「arcteryx.comの表記」として分けています。
| 項目 | THE NORTH FACE サンダージャケット | ARC’TERYX セリウム ジャケット |
|---|---|---|
| 型番 | NY82510 | X000010579(日本の公式ストアのSKUはカラー・サイズごとに分かれる) |
| 定価(税込) | ¥35,200 | ¥64,900 |
| ダウン | WR CLEANDOWN PRO(はっ水加工ダウン)/ダウン90%・フェザー10% | 850フィルのレスポンシブルダウン/arcteryx.comの表記ではヨーロピアン ホワイトグースダウン(ダウン90%以上) |
| フィルパワー | 公式に記載なし | 850 |
| 化繊わた | 肩部分にGW-RISE-ECOPURE 60G(HEATSEEKER)(ポリエステル100%) | 湿気がこもりやすい部分にコアロフト/arcteryx.comの表記では80g/m²(ポリエステル100%) |
| 表地 | PERTEX Quantum ECO(ナイロン100%) | リサイクル素材の15デニール Arato™ ナイロン |
| 重量 | 約305g(Lサイズ) | arcteryx.comの表記で300g(サイズの記載なし) |
| フィット | 公式に記載なし | 商品説明は「すっきりとしたデザインながら立体構造」/arcteryx.comの表記ではTrim fit |
| 付属・収納 | 付属品の記載なし/左胸内ポケットに本体を収納できる | arcteryx.comの表記ではスタッフサック付属(内ポケットに取り付け、取り外し可)/arcteryx.jpの説明は「コンパクトに収納でき」まで |
| 連結 | ZIP IN ZIP対応(アウターシェルと連結できる) | 記載なし |
出典:THE NORTH FACE公式(ゴールドウィン) https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/NY82510 / アークテリクス公式オンラインストア https://arcteryx.jp/products/cerium-jacket-m / arcteryx.com https://arcteryx.com/us/en/shop/mens/cerium-jacket-0579 (いずれも2026年10月8日確認)
価格差で何が変わるか
表から読める¥29,700の差の中身は、ダウン、化繊わたの入れ方、表地、フィット、付属品、連結の違いです。
この差を払う価値があるかどうかは、ここでは判断しません。表を読むときの注意です。
- サンダーはフィルパワーが公式に書かれていません。記載がないだけで、数値が低いという意味ではありません
- 重量はサンダーが約305g(Lサイズ)、セリウムが300g(arcteryx.comの表記、サイズの記載なし)です。条件が揃っていないので、この数字で重さの優劣は言えません
その差が効く場面と効かない場面
公式の仕様と僕の着方から言える範囲で書きます。
シェルの中に着る場面
僕はマウンテンジャケットの中にサンダーを着ることがあります。
サンダーは公式でZIP IN ZIP対応なので、THE NORTH FACEのシェルと連結して着たい人には、この差が効きます。
セリウムもarcteryx.comの表記ではミッドレイヤーとして使えると書かれていて、連結の記載がないだけです。1枚で着る日や、連結しない着方なら、この差は効きません。
脱いで持ち歩く場面
脱いでしまっておく場面では、収納の仕方の違いが効きます。
セリウムはスタッフサックにまとめる仕様(arcteryx.comの表記)、サンダーは本体のポケットにしまう仕様です。着たまま過ごす人には、この差は効きません。
ダウンの数値で選ぶ場面
フィルパワーの数値で選びたい人には、850と書かれているセリウムのほうが判断しやすいです。サンダーは記載がないので、数値どうしでは比べられません。
サンダーを着て分かったこと
着る時期と使い方
着るのは12月〜2月頃が多く、週1〜2回くらいです。1枚で着る日もあれば、THE NORTH FACEのマウンテンジャケットの中に着る日もあります。11月はサンダーではなく、レッドランフーディをメインに着回しています。
良かった点
薄くて軽くて着やすいです。12月〜2月でも、1枚で十分だと感じています。
気になった点
ダウンが抜けることです。縫い目のところから、ちょこちょこ出てきます。
サンダージャケット レビューした記事はこちらに
セリウムについて思うこと
正直に書くと、セリウムに特に惹かれている部分があるわけではありません。僕の評価は5段階で2〜3くらいです。
それでも、公式の仕様を見ると、いいところはいっぱいあります。フィルパワーが高いところ、グースダウンであること、重さ、トリムフィット、スタッフサックが付いていることです。
ただ、サンダーからの買い替えで買わないと思う理由は、次の3つです。
- サンダーとマウンテンジャケットの相性がいいから
- セリウムを買う代わりに、アトム(ARC’TERYXの化繊わたのジャケット)を買って使い分けると思うから
- ライトダウンを複数枚持つより、しっかりしたダウンを持つと思うから
どれも、僕の手持ちの服と持ち方の話です。
サンダージャケットとセリウム、こんな人にはこれ
どちらが上という話ではなく、着方で分けています。
サンダージャケットが合う人
- ZIP IN ZIP対応のシェルの中に着て、連結したい人
- 脱いだとき、袋を持たずに本体のポケットへしまいたい人
- 向いていない人:フィルパワーの数値で選びたい人(公式に記載がないため)
セリウム ジャケットが合う人
- フィルパワーを公式の数値で確かめて選びたい人
- 脱いで持ち歩くとき、スタッフサックにまとめたい人
- 向いていない人:シェルとZIP IN ZIPで連結して着たい人(連結の記載がないため)
よくある質問
セリウム フーディとの違い
公式では、フード付きのセリウム フーディもあります。定価は¥68,200、重量はarcteryx.comの表記で338g(サイズの記載なし)です。この記事で比べているセリウム ジャケットはフードなしです。
サイズの選び方
僕はサンダーのLサイズを着ていますが、サイズ感は体型によって変わるので、ここでは書けません。セリウムは持っていないので分かりません。
まとめ
- 定価の差は¥29,700。違いはダウン・化繊わた・表地・フィット・付属品・連結
- 差が効くのは、シェルと連結して着る場面、脱いで持ち歩く場面、ダウンの数値で選ぶ場面
- サンダーは12月〜2月に週1〜2回くらい。軽くて着やすいが、縫い目からダウンが出てくる
- 僕は手持ちの服との兼ね合いから、サンダーからの買い替えではセリウムをたぶん買いません
どちらも持っていないなら、連結や収納など、仕様の違いが自分の着方に効くほうを選ぶのがいいと思います。
楽天・Amazonともに並行輸入品や模倣品の出品があります。
楽天やAmazonで買うときは、ブランドの公式ストアか正規取扱店の出品を選ぶようにしています。