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アークテリクスの長袖シャツ、気温で使い分けるメンズ2枚

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日中はまだ暑いのに、朝と夜だけ急に涼しくなる。

そんな気温差がある時期は、Tシャツ1枚では夕方から心もとなく、かといって秋物のジャケットやスウェットを引っ張り出すと、日中に汗をかいて着ていられません。

この一日の中の落差を、上着を足したり引いたりせずに受け止められるのが長袖シャツです。

この記事は本格的な秋の装いの話ではありません。

素材の方向がまったく違う2枚を、普段のタウンユースで着ている範囲で紹介します。

アークテリクスの長袖シャツ2枚、素材で比べる

この2枚は、対極の素材でできています。

スカイライン ロングスリーブ シャツ(スカイラインLS)クロニン コットン オーバーシャツ
素材Diem™ 100%リサイクルポリエステルオーガニックコットン61%/ナイロン29%/ポリウレタン10%(ストレッチドビー、260gsm、FC0 DWR)
重量(公式表記、サイズにより差がある可能性があります)約160g約610g
価格(税込)19,800円29,700円
役割日中の汗に強い1枚朝晩の冷えに羽織る1枚

化繊100%の薄手速乾か、天然繊維を主体にした混紡の厚手か。この違いが、そのまま「日中の汗に強い1枚」と「朝晩の冷えに羽織る1枚」という役割の違いになっています。

ARC’TERYX スカイライン ロングスリーブ シャツ|まだ暑い日の1枚

日中の気温がまだ高い日に選ぶのがこの1枚です。長袖なのに、着ていて暑さがこもりにくい作りになっています。

Diem™ 100%リサイクルポリエステルという素材

生地はDiem™という100%リサイクルポリエステルです。薄手で通気があり、汗をかいても乾きが速い。

公式にはUPF50+の紫外線防護があるとされていて、日差しの強い時間帯に腕を出さずに済むのは、この時期のタウンユースだと素直にありがたいところです。

化繊100%と聞くと安っぽさを想像するかもしれませんが、この生地は表面が落ち着いていて、シャツとしての見え方が崩れていません。

実際に着てわかった軽さと、選ぶ決め手になった防シワ仕様

僕がこれを買ったのは4月頃で、ガンマパンツと同時期でした(ARC’TERYX Gamma Pantのレビューはこちら)。

以来、仕事に制服がないこともあって、ほぼ毎日タウンユースで着ています。公式のMサイズ表記で約160g。僕が着ているのはSなので実際はもう少し軽いはずで、羽織っているという感覚がほとんどありません。

サイズはSを選びましたが、僕の場合はジャストすぎたというのが正直な実感です。

ヘインズのビーフィーTのLサイズを下に着ると、肩から胸まわりに余裕が残りませんでした。同じことをするならMでもよかったかもしれない、というのが今の感覚です。体型や下に何を着るかで変わる部分なので、試着できるなら試着したほうが早いと思います。

選ぶ決め手のひとつになったのが防シワの仕様です。取扱店の説明でその点に触れられていて、僕もそこを見て買いました。ただ、アイロンが要らないかどうかまでは僕の使い方で確かめきれていないので、ここは断言しません。

ARC’TERYX クロニン コットン オーバーシャツ|羽織りとして見ておきたい1枚

朝晩が冷える日に、Tシャツの上から1枚足すならこちらです。これは僕の手元にはないため、ここから先は公式の製品情報を整理する形になります。

コットン61%・ナイロン29%・ポリウレタン10%のストレッチドビー

ボディはオーガニックコットンとナイロンのストレッチドビーで、配合はコットン61%、ナイロン29%、ポリウレタン10%。

生地の重さは260gsm、本体重量は約610g(公式表記)で、シャツというよりは薄手のアウター寄りの数字です。伸縮性はポリウレタンによるもので、コットンの厚手生地にありがちな突っ張りを抑える狙いだと読み取れます。

さらにPFASフリーのFC0 DWR(耐久撥水)が施されていて、小雨程度なら生地の表面ではじく想定になっています。

肘の補強と胸ポケット2つ、ワークウェア寄りのデザイン

デザインはワークウェアを下敷きにしたもので、肘には補強のパッチが入ります。

胸のポケットは2つ(ロゴ位置のジップポケットと右胸)。

装飾としてではなく、擦れやすい場所と使う場所に手が入っているという作りです。

立体的な裁断で腕を上げたときの動きを妨げにくいとされていて、羽織りとして雑に扱える方向に振ってある1枚だと理解しています。

2枚の使い分け

判断の軸はひとつで、その日の気温がどちらに振れるかだけです。

暖かい方に振れそうな日はスカイラインLS。汗をかく前提で選ぶ側の1枚です。

肌寒い方に振れそうな日は、Tシャツの上に羽織る厚みが欲しくなるので、クロニンを候補にしています。こちらはまだ手元になく、羽織る想定で見ている段階です。同じ長袖シャツでも、迷ったら「今日は汗が先か、冷えが先か」で分ければ判断は速くなります。

使い分けるなら、まずは着る日数が多い側から手に取るのがいいと思います。日中に外にいる時間が長い人はスカイラインLS、朝晩の外出が中心の人はクロニンを先に検討する形です。真冬の防寒まではどちらも守備範囲外なので、そこは別で考える必要があります。

まとめ:アークテリクスの長袖シャツを気温で選ぶなら

気温が定まらない時期は、上着を足し引きするより、長袖シャツ1枚で受け止めるほうが身軽です。

日中の暑さが残る日はスカイラインLS、朝晩の冷えが先に来る日はクロニン。素材の方向が真逆だからこそ、2枚で守備範囲が広がります。

僕自身はスカイラインLSを4月から着ていて、クロニンはこれから迎え入れるか検討している段階です。気温がもう一段下がったら、ウールスケープ ロングスリーブシャツのような一段暖かい選択肢も見ていくつもりです。